2018.07.04
今日は、早めの相続手続きをおすすめする理由シリーズの(2)です!
【理由まとめ】
(1)、手続きを放置すると…手間や費用が余計にかかる
(2)、トラブルに巻き込まれることがある
(3)、すぐに不動産の売却やローンが借りれずリフォームができない
(4)、手続きができなくなることもある
(2)、トラブルに巻き込まれることがある
前回の(1)の続きになりますが、
相続人が増えた結果…
話し合い(遺産分割協議)がまとまらなくなる
ことがあります。
例えば
亡くなったAさん、その相続人は
妻のBさん、ABさんの子の長男Cさん、長女Dさん
とします。
妻Bさんの自宅は亡Aさん名義のままで
Aさんんが亡くなって相続手続きを放置していたところ、
妻Bさんが亡くなってからCDさん兄妹で協力して
手続きしよ~と思っていたところ
不幸にもCさんが亡くなってしまったとします.
そうすると、相続権はCさんの妻C子さんと
その子C太郎、C美さんに引き継がれ・・・
C子さん、C太郎さん、C美さん(亡Cさん一家)との
話し合い(遺産分割協議)が必要になってしまうのです。
ここで、長女Dさんと長男妻C子さんの折り合いが悪く
話し合いがまとまらなかったりすると・・・
ご実家の亡Aさん名義のご実家が
すぐに名義変更できないこともありえるんです!
ありえる話です!!実際あります…。
相続人が増えれば増えるほど
利害関係が複雑になり、
連絡も取っておらず疎遠な親族の協力も必要になったりします。
その逆に、C太郎さん達のように
相続人の1人になったばっかりに
疎遠な親族の相続トラブルに巻き込まれることもあります。
やはり、手続きは放置せずに
早期に手続きされることをオススメします。